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2020年9月13日 教会学校礼拝 9月聖書解説

抜粋引用元:『季刊 教師の友 2020年7,8,9月』日本キリスト教団出版局

9月 6日 ヨシュア記 3章:14節~17節

 今日の聖書箇所は、出エジプト記14章と似ています。3章1節から読むと、祭司が担いでいた契約の箱が大切なことが分るでしょう。箱の中に納められているのは十戒です。十戒は旅路を守り、民を導く指針でした。その十戒を担いだ祭司たちが、みずが逆巻く川に進み行くと、水がせき止められ、イスラエルの人々が乾いた川床を通ることができました。神さまが道を拓いて、わたしたち信仰者を進み行かせてくださいます。

 人が越えられないと思えた水を越えることで、前後で何かが変わります。ただし、嫌なことから逃れただけの自由では、喜びは長くは続きません。時には放縦(何の規律もなく勝手気ままにふるまう)ふけることすらあります(ルカ15章・13)。自由の中で、自分の生き方を見つけてこそ喜びは持続します。エジプトの支配を逃れた人々は、荒れ野の旅路を経て、与えられた自由を生きる道を学んでいきました。それは本当に属するべきところを見出し、自分を活かすことができるようになるためです。

 わたしたち自身の前に立ちはだかる、さまざまな困難があります。受験、家族や友だちと思いが通い合わないこと、見えない将来の不安、夢と現実の狭間で悩むことなど、いくらでも挙がるでしょう。人には絶対と見える障壁でも、神さまが乗り越えさせてくださいます。それが、わたしたちの人生でも起こるのを思いめぐらすと共に、救ってくださる神さまにどう向き合っていくのか考えてみましょう。

 『聖書には、びっくりするようなお話がたくさんあります。海が分かれて歩けるようになり、追いかけてきた人につかまらずにすんだとか、おなかがすたときにパンのような食べ物が空から降ってきたとか、杖で岩を打つと水が出てきて飲むことができたとか。今日のお話も、川の水が止まって、神さまが約束された場所に向かって、みんなが川を渡ることができたというお話です。わたしたちは困ったときや、悲しいときは「神さまなんていない!」て思ってしまいます。でも神さまはいつもわたしたちを助けたと思っていてくださいます。どんなときも「神さまは、必ず、助けてくださる」と信じ、感謝することができたらいいなと思います。

 今日はこんなお祈りを…『天のお父さま、わたしたちの目の前に、どんな川がながれていたとしても、越えさせてくださるすごい神さまに、ハレルヤ!主をほめたたえます。このお祈りをイエスさまのお名前を通してお捧げいたします。アーメン』

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9月 13日 列王記上 8章:10節~13節

 聖書で「雲」は、神さまの顕現のしるしです。ここではソロモンが建てた神殿に、雲が満ちます。確かな祝福が与えられたのです。出エジプト後の荒れ野を旅する放浪生活を経て、定住生活に移り、神さまを礼拝する仕方も新しくなりました。神殿は人間が、ここで神さまに礼拝しようと決めたからそうなるのではありません、神さまがそこで人間に出会うという保証を、神殿に満ちた「雲」が与えています。

 ソロモン王の前のダビデ王も神殿を建てることを願いながら、自分の治世においてはかないませんでした。人間が良かれと思うこと(どんなにそれが善良であろうとも)がみ心にかなう、のではなく、神さまの決定に従うことが信仰においては問われます。クリスチャンが事あるごとに祈るのは、み心を尋ね求めているからです。その祈りがみ心にかなっているという、神さまからの答えが、ここでは雲なのです。

27~29節でソロモンは「神は果たして地上にお住まいになるでしょうか。(中略)今日僕が御前にささげる叫びと祈りを聞き届けてください。そして、昼も夜もこの神殿に、この所に御目を注いでください」と祈っています。現代のわたしたちの身近に神殿はありません。でも、新約聖書では信仰者に向けて「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の雲が自分たちの内に住んでいる」(Ⅰコリント3・16)とあります。わたしたちが良いことを願ったからといって、神さまにふさわしいのではありません。雲のように、聖霊が降ることよって、わたしたちの考えも、言葉も、行動もみ心にかなうものに変えられます。

『みなさんには、大好きな人がいますか?おうちの人かな。お友だちかな。大好きな人とは、「ずっと一緒にいたい!」って思うよね。今日のお話は、「神さまのために神殿を建てた」というお話です。神さまにずっと一緒にいてほしいと思ったので、神さまのためのおうちを建てたのです。神さまはどこにでもおられるし、私たちの心の中にもおられるけど、教会は特別に神さまにお会いできる所です。神さまや、大事な人と一緒にいることを、これからも大切にしたいと思います。

 今日はこんなお祈りを…『天のお父さま、わたしたちの体の中、心の中に聖霊が宿って、わたしたちもソロモン王の建てた神殿のように神さまをお迎えできますように。このお祈りをイエスさまのお名前を通してお捧げいたします。アーメン』

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